がん治療の実際(乳がん編)

当クリニックでの放射線治療の実際を画像・イラストを使用しご紹介致します。
※各画像・イラストはクリックして頂くと、大きくご覧頂けます。

乳がん

乳がん治療

メスや麻酔を一切使わずに、最高精度の放射線で治す「究極の乳房温存療法」です。

切り取ることも、くり抜くことも、熱で焼くこともありません。完全に外科手術なしです。
一人ひとりの病状に合わせて、最適な照射法を構築しながら治療しています。
この究極の治療法は、一人の女性の強い意思と希望によって1999年に始まりました。

私たちが、世界最初のフォーカル・ユニットを完成させ、肺がんなど、脳以外の臓器のがんに三次元ピンポイント照射を開始したのは1990年代の前半です。
まったく新しい照射法でしたので、当時は医学会でもなかなか理解されず、無意味な批判も相当受けたものでした。
しかし、その理論を理解できなかった人たちでも、私たちの実際の治療成績を知ると、その有効性が認識できるようになり、少なくとも肺がんに対する三次元ピンポイント照射は、国内や海外の学会で広く認められるようになりました。また、同時にマスコミも関心を寄せてくれるようになり、取材の依頼も少しずつ増えていきました。
そして、1999年に読売新聞で紹介された、私たちの「ピンポイント照射」の記事を読んだ進行乳がんの患者さんが、「自分の乳がんを手術せずに治して欲しい」と、私の外来を訪れたのです。

そのままでは、とてもピンポイント照射などできない大きさでしたので、私たちは、様々な工夫をしながら手術なしの治療を進め、究極のピンポイント照射に持ち込みました。
ケース1は、治療前後の乳房のCT写真です。
大きな乳がんが完全に消えているのがよくわかると思います。
それ以来8年以上(20008年記述現在)になりますが、再発も転移もありません。

ケース1.※↓左側が治療前  ↓右側が治療後
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この患者さん以降、大勢の乳がんの方が、「究極の乳房温存療法」を求めて訪れました。
あちこちの病院で様々な治療を受けた後、処置に困ってからお見えになった方の場合には、私たちでも治療できないことがありました。
しかし、これまでに私たちが治療した患者さんには、局所再発は、まだひとりもおりません。
1期に分類される早期の乳がんばかりでなく、むしろ2期、3期の進行乳がんの方を大勢治療していますので、一定の頻度で遠隔転移は発生していますが、これは手術をしてもまったく同じことです。

実際、私たちが治療した1期の乳がんの方だけをみると、まだ再発も転移も認められておりません。(2008年記述現在)
当初の予想以上に喜ばしい結果が続いています。

私たちが独自に開発したこの治療法を受けた女性は、すでに100名を超えました。
もともと乳がんがあった部位からの再発はゼロで本当に手術なしで済んでいます。

現在は、以前よりも格段に精密な照射のできる、スーパー・フォーカル・ユニットを用いて、「アップグレードした究極の乳房温存療法」を鹿児島の中心街で行っています。
以前ならば、私たちでも、とても治療できなかったような、様々な乳がんの治療が可能になりました。

身体にメスを入れずに乳がんを治したいという患者さんのご相談に乗っています。

次の写真も、乳房切除しかないといわれた乳がんの患者さんの治療前後のCT画像です。

この患者さんも、すでに6年以上再発も転移もありません。

ケース2.※↓左側が治療前  ↓右側が治療後
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