31 肺がん ステージⅣ 女性 71歳

 
Q あなたの性別は?

  A 女性
 
Q オンコロジーで治療を受けたときの年齢を教えてください。

  A 71歳
 
Q オンコロジーで治療を受けたがんを教えてください。

  A 肺がん
 
Q ステージはいくつでしたか?

  A 当初はT1N1M0 ステージ2
 
Q 転移があった場合、それはどの部位でしたか?

  A 手術を受けたが2年後に脳転移、縦隔リンパ節転移が出た
 
Q オンコロジー受診以前のがん治療は?ありの場合は具体手的に、どんな治療でしたか?

  A あり。 肺がん→手術  脳腫瘍→ガンマーナイフ
 
Q それは効いていましたか?

  A ガンマは効いていたが、肺は手術後に縦隔リンパ節に転移が出た。
 
Q オンコロジーではどのような治療を受けられましたか?

  A 放射線治療と薬剤も少し使った
 
Q 平成28年現在、オンコロジーでの治療から何年経過されていますか?

  A 9年
 
Q オンコロジーで治療中や治療後に困ったことや不安だったことは?

  A 生まれて初めての鹿児島で1人、不安な毎日でした。困った事はありませんでした。
 
Q 経過観察はどのように過ごしてこられましたか?何かしらの補助療法を行っていたら教えてください。

  A 絵、書を書き、俳句を作り、月2回歌の会があり、月に1~2度音楽会(コンサートに)行く事も楽しみの1つでした。毎日が楽しく人生最高の日々を過ごしております。
 
Q 再発や転移はありましたか?ありの場合、部位はどこでどのような治療を受けられましたか?

  A なし
 
Q オンコロジー受診から5年経って、現在不安に思ってることや困っていることはありますか?気になることなどございましたらお聞かせください。

  A 先日大阪で検診を受けました。CTをしましたがガンらしき後は何も残っておりませんでした。完全になおっています。
 
Q オンコロジーで治療を受けて、良かったことがあったらお書きください。

  A 私の命を救って下さった先生や技術の方々に感謝致しております。
 
Q がんになる前と現在とで人生観などに変化がありましたか?

  A あきらめかけた命、これからは有意義な人生にしようと心に決めました。
 
Q オンコロジーのスタッフへどうぞひとことお書きください。

  A 心よりお礼申し上げます。私に現在の幸せを下さった方々に私はこれからの人生を感謝の毎日を過ごしていきます。
 
 
<植松医師からのコメント>
このアンケートにご回答頂いた患者さまは平成17年9月に左肺がんを発症し、外科的切除手術を受けられました。その時の病気の進行度はT1N1M0 Stage2の状態の腺がんでした。1年半後の平成19年春に定期健診で脳転移を一か所認めγ-ナイフの病院で治療を受け、その部位はそのまま落ち着きました。
 ただ、平成19年の秋に腫瘍マーカーのCEAが上昇していたため全身のPET検査を行ったところ切除した部位に近い縦隔のリンパ節2箇所に転移を認めました。
 オンコロジーを受診されたのはその時です。オンコロジーでは少量の抗がん剤を併用しながらしっかりとした放射線治療を1か月間受けていただきました。治療開始前にはCEAが15まで上昇していましたが、治療が終わるころには完全に正常な値に戻っていました。それ以降何の治療も追加もしておりませんが肺がんの再発・転移を認めないまま9年経過しております。
 この患者さまのように脳転移まで起こした患者さまでも、薬物療法に頼ることなくご病気が完治する方はときどきおられます。薬物療法を継続している患者さまの中にはこのような良好な経過をたどる方はまず、ほとんどといっていいほどおられませんので、現在世の中で広く行われている薬物療法ががんの治療にとってどれだけの意味をもっているのか良く考えてみる必要があると思います。
 

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