日本に維新はいらんよ!
日本に自民はいらんよ!

2022年6月参議院選挙がスタートし7月に投開票になります。

コロナは第7波、ロシアはウクライナ侵攻。数年前には予想できなかった世界的な異状に報道が振り回され、関心の高まりがまだみられませんが、
今年の参議院選挙は本当に重要です。来年も再来年も国政選挙が無いからです。

私は1956年生まれなので社会人になってしばらくしてからバブル経済を経験しました。
当時は大学からの派遣で国立病院に勤務していたのでバブルの恩恵は受けませんでしたが
当時は日本中が活気に溢れ、銀行預金をするだけで利子が3%もつき金利で生活する人もいたほどで
一億総中流社会で今とは比較にならないくらい多くの国民が豊かでした。

好景気は良いことですが、バブルは発生させても崩壊させても駄目ですね。
経済をコントロールできなかったのは、自民党の政治家が愚かだったのか、大蔵官僚が愚かだったのか、それとも何者かの意図だったのか。
結局日本の冨は米国に流れて、その後は日本の経済は衰退する一方。
さらに消費税が増税されて完璧に情けないデフレ国家に成り下がりました。

その上、財務省がプライマリーバランスの黒字化などという愚かな目標を持ち、緊縮財政を自民党とともに実践しており
このままでは国家が破滅します。
与党にも野党にも緊縮財政ではいけないことに気づいている議員は大勢いますが、
幹部に嫌われて党の公認がもらえないと選挙に勝てないと心配して、明言できる人が少ししかいません。

政治が、主権者である国民の手から離れて、一部の資本家の意思だけで動かされている。
しかも、その資本家達が本当に愚かで「今だけ金だけ自分だけ」の典型でしかない。
国の未来のあり方を考えて経済政策を立案することが出来るなら、資本家の意思を尊重しても良いと思いますが、期待しても無駄ですね。
この30年間の日本の経済状態をみれば明白です。

もう国民の手に政治を取り戻しましょう。

バブル経済の時に消費税が導入されたのは、今考えても道理に叶っていたと思いますが
バブルが崩壊した時点で消費税は廃止すべきでした。
そうしていれば今日のデフレ経済に陥ることはなかったのではないかと思います。

赤字でも取られる消費税。子供でも取られる消費税。生活必需品でも取られる消費税。
それを使って横行する法人税と所得税の減税。こんな出鱈目でいいはずがありません。
税は十分な利益を得たものから累進制で応分に取るべきです。

当たり前のことが当たり前に行われる政治を実現するために、国民がみんなで選挙に行き政権交代をさせなければいけません。
本当に国民生活を考えている政治家達を選ばないといけません。

小さな自治体を目指して公務員を減らした大阪、コロナ対応が出来ず人口当り日本一の死亡者数になりました。
その比率はインドをも上回るそうです。
身を切るといって自分達で自分達に寄付していた政治家ばかり。もう維新はいらないでしょう。

原発を輸入し、バブルを崩壊させ、働き方を壊し、消費税率を上げ、官僚に忖度を押し付け、国のデータまでも改ざんさせた自民党。もう日本にいらないでしょう。

最近、現状を許せずに立ち上がった本物の政治家達が、まだ少数ですが確かに存在しています。
みんながそれに気づいて選挙にいけば日本は生まれ変わります。

2022年4月 植松 稔